【女性】薄毛はシャンプー選びと正しいシャンプー方法で変わる!

女性 薄毛 シャンプー
ヘアケア


「髪は女の命」というCMが昔流行ったように…

ツヤのある美しい髪は、若々しい印象、また魅力的な女性を演出してくれます。

最近では、女性の薄毛の悩みも年々増加している傾向にあるようですが…

その薄毛の原因は「頭皮の環境」が大きく関係していると言われています。

シャンプーは毎日のこと…。

正しいシャンプー選びと、正しいシャンプー方法を習慣にできれば、抜け毛や薄毛予防に効果絶大!

しかし間違っていると、その積み重ねが…

今回は正しいシャンプーのちょっとしたポイントをご紹介していきましょう。

女性の薄毛の原因は?

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女性の薄毛…その原因についてまずはご紹介しておきましょう。

実は同じ「薄毛」でも…男性と女性では原因が少し異なります!

薄毛の原因として考えられる大きな要素は…

  1. 〈血行不良による毛根の栄養不足〉
  2. 〈ストレス〉
  3. 〈男性ホルモンによる影響〉
  4. 〈遺伝〉
  5. 〈頭皮の汚れ〉

これら5つが代表的で、女性の場合、特に…

〈ストレス〉

〈男性ホルモンによる影響〉

の影響が大きいとされているようです。

しかし、いくら規則正しい生活や食生活を送っていても…

毎日のシャンプーが頭皮に与える影響・蓄積は計り知れません。

最近、抜け毛が多くなったり…抜け毛の中に短い毛が増えた…

また、フケやかゆみが増えた…頭皮が固くなった…髪の毛にハリやコシがなくなってきた…

などは、薄毛の始まるサインです。

ストレスや生活環境の改善はもちろん大切ですが、まずは毎日のシャンプーを正しい方法に変えて「薄毛対策」をしていきましょう。

ホルモンバランスについて少しだけ解説

正しいシャンプー法の前に…

先ほど出てきた〈男性ホルモンによる影響〉についてご紹介いたします。

頭皮を「サイド(耳上)・襟足」と「生え際・トップ(頭頂部)」の2つ…

いわゆる「波平ゾーン(髪のあるところとないところ)を境目にして…

関係してくるホルモンが違います。

● サイド・バック → 女性ホルモン

● 生え際・トップ → 男性ホルモン

女性ホルモンは、基本的に「薄毛・抜け毛」の原因になることはほとんどありません。

サイドからハゲてきた…襟足だけが薄くなった…という方はいませんよね?

「薄毛」になる場所は、だいたい生え際か頭頂部のどちらかのコース…

つまり、男性ホルモンが影響してくる訳です。

では、女性でもこの「男性ホルモンの影響」を受けるのでしょうか?

ホルモンバランスって?

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そもそも、ホルモンバランスとは?

簡単に言うと、女性ホルモンと男性ホルモンはどちらも、約8~12くらいの種類があり…

その分泌量・生成量・排出量によって、常にバランスが整えられています。

また、女性にも男性ホルモンが…

男性にも女性ホルモンが体内に常在していますので、これら全体のバランスが少しでも崩れると…

肌荒れ・ニキビ・生理不順・薄毛・更年期障害…などなど…

特に、女性の体はデリケートにできていますから、少し崩れる・乱れるだけでこれらの症状が如実に表れてしまうのです。

ホルモンバランスが崩れやすい例として…

妊娠(出産)や過度なダイエットなどが挙げられますが、これらをきっかけに髪質が変わったり、薄毛になった…という女性は意外と多いのです。

ですから、常に体の変化に気を付けながら…

正しい知識と、体質把握をしておくことが大切になってくるのです。

頭皮はとても「汚れやすく洗いにくい」

それでは話を「正しいシャンプー法」に戻しましょう。

頭皮は、脂っぽくなりやすいTゾーンと比べても…

皮脂を作り出す皮脂腺が、実は2倍以上もあります。

そのため、実はとても汚れやすい部分なのです!

しかも、髪の本数は約10万本と言われ、密集してとても洗いにくい部分でもあります。

しかし、日々のシャンプーで「頭皮・毛穴の汚れ」をキレイに落とせていないと…

その汚れが酸化し、頭皮にこびりついたり、毛穴に詰まってしまいます。

毛穴の奥には、髪の成長をつかさどる「毛乳頭」があり…

その毛乳頭にトラブルがあると、働きが弱まって健康な髪が作られにくくなります。

新しい髪が作られ→成長→抜ける→そこからまた新しい髪が作られ→成長→抜ける→…

ヘアサイクルはこの繰り返しのことを表しますが…

どこかで「作られる」ことができなくなった時点で、その部分から「薄毛」は進行してきます。

そのためにも、まずは正しいシャンプーをすることが薄毛対策のファーストステップです!

シャンプーの選び方

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まずは、シャンプー剤の選び方ですが…

いろいろなシャンプーがあって迷いますよね?

タイプ別に少し紹介しますと…

● 地肌の乾燥でかゆみなど出やすい方は

 アミノ酸系または天然由来系シャンプー

● 敏感肌や皮膚が薄めの方は

 アルガンオイル・バオバブオイル・ホホバオイル・馬油などの天然オイル系シャンプー

● 脂性なのにフケやかゆみが出やすい方は

 抗菌シャンプー

● 髪のボリュームが気になる方は

 ハマメリス葉エキス配合シャンプー

などを選ぶようにしましょう。

また、市販などで販売されているシャンプーの場合は…

まず裏面をチェック!

ラウリル硫酸Na・ラウリル硫酸カリウム・ラウレス硫酸Na・ラウレス硫酸TEA

などの成分が成分表の上位3位以内に入っているようなら、そのシャンプーは “ 石油系 ” です。

もちろん、「これが入っている=必ず悪い」というものではありませんが…

洗浄力が強いシャンプーだという認識は持っておいてください。

つまり、敏感肌や乾燥肌の方は特に避けた方が良い!ということになります。

  やっぱりノンシリコンがいいの?

よく耳にする「ノンシリコン」や「ノンシリコーン」のシャンプーたち…。

そもそも、シリコンは髪や頭皮に良くないのでしょうか?

シリコンは髪に被膜を張って手触りを滑らかにし、摩擦ダメージを減らすのにとても有効です。

一昔前は、毛穴に詰まることを懸念されていましたが…

現在の研究によると、今使われているシリコンは非常に細かい粒子で、シャンプーごとに洗い流されるため、毛穴に詰まらないということが明らかです。

しかし、「ノンシリコン」と書いてあるだけで売上はかなり変わってくることもあって、最近ではシリコンを避けるメーカーも増えてきているようですね。

シリコンの有無よりも、注意すべきは先ほどの「ラウリル・ラウレス」の成分!

これらの成分の方が、よほど頭皮との相性が合わない方が多いようですので…

ご自身が現在お使いのシャンプー…早速帰ってから注意して見てみてください。

【薄毛対策】正しいシャンプー方法

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話はかなり湾曲してしまいましたが…やっと「正しいシャンプー法」のお時間です。

まず、基本中の基本として…

頭皮は「顔の皮膚と同じ一枚の皮」で繋がっている…ということ!

洗顔するときは、爪でゴシゴシしませんよね?

それと同じイメージで、シャンプーも洗顔のつもりで洗うと丁寧に洗えます。

また、頭皮の環境を整えようと一日に何度も洗うのもNG!

ベストは、1日1回のシャンプーです。

ポイントを抑えながら、正しいシャンプー方法を習得してくださいね。

1.洗う前にブラシで髪をとかす

絡まりを取るように毛先から丁寧に髪をとかし始め、頭皮をマッサージするように全体に髪をとかします。

髪を濡らす前に絡まりを取るだけで、断然洗いやすくなります。

また、ブラッシングすることで、整髪料や頭皮の汚れが落としやすくなります。

2.ぬるま湯で十分予洗い(すすぐ)する

髪や地肌をしっかり洗おうと意気込んで…

髪にいきなりシャンプー剤をつけて洗うのはNGです!

まずはお湯で予洗いすることで、地肌が温まり毛穴が開いて毛穴の奥の汚れまで落とす準備が整います。

また地肌を湿らすことでシャンプーが泡立ちやすくなり、その泡が毛穴の掃除をしてくれます。

シャンプーは予洗いで決まる!

と言っても過言ではないほど、大切なステップとなります。

但し…予洗いや、シャンプー後のすすぎはぬるめ(35℃前後)くらいに設定しましょう。

熱い温度のお湯(40℃以上)は、逆に「乾燥の原因」になってしまいます。

3.シャンプーは「泡立ててから」

シャンプーは、頭皮と髪とで分けて考えるのが基本!

つまり、1回のシャンプーで2度洗いするのが基本です。

1度目は整髪料やホコリなど、髪の汚れを落とし…

2度目は地肌・頭皮を洗います。

10万本もある髪をよけて地肌をしっかり洗うのは、きちんと意識をしていないとなかなか難しいもの。

しっかり泡立てられたシャンプーは髪の根元に泡が届きやすく毛穴の汚れを取るのに一役かってくれます。

シャンプー剤は、手や洗顔ネットなどで泡立ててから髪につけましょう。

そして指の腹が地肌に当たっているのを意識しながら、マッサージするように頭皮全体をムラなく洗っていきます。

先ほど少し紹介した「毛乳頭」に栄養分を補給するためにも…

マッサージをすることで血流を良くし、血管を太く鍛えることで頭皮・毛乳頭への血液循環・血液代謝を上げるのが目的となります。

マッサージしながら、丁寧に「地肌もシャンプーする」

これがシャンプーの際の最大のポイントとなります!

  髪の毛が長い方は…

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髪が長い人は、長い髪が邪魔をしてまんべんなく洗うのがとても大変。

先ほど、頭皮と髪で洗うイメージを分ける…と紹介しましたが…

髪の長い方は、更に細かくブロッキングしてシャンプーに取り掛かりましょう。

● つむじを通って右耳から左耳で線を引き…頭を「上下」に分けるイメージ

「生え際〜頭頂部を上部」「後頭部〜襟足を下部」として…

下部の髪は下ろしたまま、まずは上部だけを洗います。

● 上部も下部も「髪と頭皮」を分けて洗う

つまり、1回のシャンプーで4度洗いする…というイメージでシャンプーするようにしてください。

こうして上下に分けて髪を洗うようにすると、髪に邪魔されることなく指の腹が地肌に届きやすくなり洗いやすくなります。

4.すすぎはしっかりと!

最近は地肌環境を整える成分が入ったシャンプーなども増えてきますが…

その成分をいきわたらせようとすすぎを軽くするのは絶対にNG!

シャンプーは地肌のヌルつきがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。

トリートメントやコンディショナーも使うし…シャンプーの際のすすぎは軽くていいや…

なんて思わずに、髪はもちろん地肌にシャンプーが残らないように丁寧にすすいでください。

5.トリートメントは毛先を中心に!

髪をまとめたり、保護する成分が多いトリートメントは、シャンプーに比べて一般的に油分が多く含まれています。

頭皮に近い髪の根元部分は、皮脂が出ることもあってしっとりしやすいので…

トリートメントは毛先や痛んだ部分を中心につけ、残ったものを髪の根元につける程度にして、つける量を調整しましょう。

もちろん、できるだけ頭皮には付けないように…。

ただし、すすぎはシャンプー以上に根元の部分を念入りに。

トリートメントの成分やヌルつきを残そうと、すすぎを軽く済ませてはいけません!

しっかりすすいで乾かしたときに、髪のまとまりが気になるなら…

トリートメントの量を増やすよりも、アウトバストリートメントでケアした方が、頭皮の地肌環境にはベストです。

  シャンプーブラシは使ったほうがいいの?

女性の場合、爪が長い方も多いので髪が洗いづらいというなら…

シャンプーブラシを使ってみましょう!

メーカーによって、マッサージ部分の固さが違うので…

刺激になりすぎない固さのものを選ぶと良いでしょう。

シャンプーブラシを使う際は、マッサージをするように地肌に優しく当てます。

決してゴシゴシ、頭皮をひっかくようには使わないように!

それでも頭皮に過度な刺激(痛い)を感じるようならば使わない方が良いでしょう。

また自分に合ったシャンプーブラシであっても、衛生面のケアは念入りに。

お風呂場は湿度が高くカビが発生しやすいもの…使ったシャンプーブラシはきれいに洗って、お風呂場から出して…しっかり乾かすのが賢明です。

まとめ

薄毛の原因はいくつかありますが…シャンプーは毎日のこと…

ストレスやホルモンバランスは、1日にして解消はなかなかできません。

しかし、シャンプー選びや、シャンプー方法などは今日から…また、継続して続けられる「薄毛対策」です!

特に、正しい知識と正しい方法をすることは、とても有効的。

また、まだそこまで気にしていない方でも、将来のための「薄毛予防」にもなります。

女性らしく…ツヤのある美しい髪を取り戻すためにも…

今回ご紹介した毎日のシャンプー法…少しでもあなたのお役に立てれれば光栄です。

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